子宮捻転
- 2022/05/25
- 症例について
症例猫ちゃんは数日前に流産してから、元気食欲がないとのことで来院されました。
エコー検査でお腹の中に胎子が残っていることはわかりつつも、貧血等の血液状況も芳しくなく、他に病気らしい病気も見つからないということで、残存胎子や子宮が何か悪さをしているであろうと推測されたため開腹手術で確認することとしました。
開腹したところ、子宮捻転を起こしており、子宮がねじれ鬱血、壊死を起こしているところでした。これでは残存胎子も排泄されないはずです。子宮卵巣を摘出し無事に手術を終えました。翌日からバクバクご飯が食べれるようになり退院することができました。