流涙症
- 2022/06/20
- 症例について
ワンちゃんの流涙症(涙やけ)でお困りではないでしょうか?
原因として、眼球自体に問題がない場合、眼瞼、睫毛(まつげ)の生え方、鼻涙管等の問題が考慮されます。
こちらの症例ワンちゃんは片目だけ涙やけがひどいとのことで来院されました。眼検査を実施したところ、眼球、眼瞼、睫毛に異常は認めなかったため、写真に示すように鼻涙管洗浄を実施ししました。そうしたところ、鼻涙管が開通できず、鼻の方へ涙が流れないために流涙症を起こしていることが分かりました。今後は消炎剤の点眼や自宅で眼瞼の保温マッサージをして、涙管が広がるように治療していくことが重要かと思われます。
涙やけでお困りの方は一度ご相談ください。